MACRO2004フランス・パリ 7月4日 |
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学会のレジストが始まるのでホテルの隣の国際会議場に行った。案内をあまりしっかり見ずにレジストという指示に従って行ったらいきなりトラブった。レジストの場所が今までに違いきれいだし受付の人もピンクの上着を着て統制がとられており世界の高分子学会もがんばってるなと思った。そこでレジストの係の人にお願いしたら名前がないと言われて、またいつもの事務処理のミスかと思って調べてもらっていたら、なんと違う学会だった。日本では高分子学会規模の学会だと会議場はすべて借切りという感じなので違う学会と同時に会場をシェアするのに驚いた。MACRO2004のレジストの方に行くと、相変わらずあまり統制の取れてないような雑然としたというかそんな感じだった。レジストは頭文字のアルファベットのところに行けばやってくれるのですぐ済んだ。ちょうど名工大の山下先生がこられて話をしていると、やはり空港からのバスがストライキで困ったと言っておられた。その後は特にイベントもないのでルーブル美術館に向かった。昼は近くのモンブランで有名なアンジェリーナで昼食をとってルーブルへ。ちょうど第一日曜日は無料開放の日なのでたくさんの人で長い列ができていた。まず最初の目的はモナリザ。多くの人もこちらに向かっていた。行くまでにも多くの絵画が壁にかかっていたが、あまり鑑賞しようという人は少なかったようだ。館内は写真撮影がOKなので多くの人が写真をとっていたがモナリザのところだけは禁止されていた。しかも動くように指示されて鑑賞するというより単に見たという感じだった。モナリザはあまりに有名なので単なる観光地化しているような感じで“美術”として見たい人には不満が残るのではないだろうか?その後の部屋でも有名な絵がたくさん飾られていた。例えばドラクロワのジャンヌ・ダルクやナポレオンの戴冠式の絵など。ゆっくり見たかったが時間も限られているということと、多くの人が写真をとっており(私もとったが)気が散るというかじっくり見ることができなくて少し残念だった。特に絵の前に立って記念写真をとる光景には辟易した。日本のように美術館の中は撮影禁止にしたほうがじっくり見て、脳裏に焼き付けようとするので、そのほうがいいように感じた。それはとにかく次の目的はミロのヴィーナス。ここは流れがよくてまずまず見ることができた。しかし多くの人にさらされた場所においてあるだけなので保存には問題はないのだろうかと思ったりした。 | |
地下鉄のコンコルド駅。NYCに比べてきれいです。 |
コンコルド広場。 |
ルーブル美術館の中。たくさんの人がモナリザを目指していました。 |
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ナポレオンの戴冠式。ベルサイユにも同じ作者の書いたレプリカがあり、そちらは左に並ぶ女性のドレスがピンク色になっています。 |
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美術館を出たレストランで疲れてぐったりする人たち。私たちも疲れました。 |
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夜はるるぶに出ていたロレアルのレストランに行った。普段は地下鉄の1号線を使うが12号線に乗り換えた。1号線のドアは自動ドアだが、ほかの線に行くと扉のノブを回さないとあかないようになっているので戸惑った。しかしどちらにしろ駅に着いたときの扉の開けるタイミングが早いので電車が動いているうちに開くので最初は危ないと思いびっくりした。レストランは7時過ぎだというのにまた人はぱらぱらで食事をしている人はほとんどいなかった。いったい何時ごろ食べているのだろうか?不思議だ。 | |
夜10時ごろ、ホテルから外を見るとエッフェル塔のところにかけて大きな虹がかかっていました。 |