第60回高分子若手研究会[関西]

主題=環境調和型高分子の研究最前線
<趣旨>これまで高分子科学の発展は膨大な種類の新規材料の合成を可能にし,その機能を利用して社会の発展に計り知れない貢献をしてきました。しかし,20世紀の発展は化石燃料の加速度的消費のもとに築かれ,その結果二酸化炭素の増加による地球温暖化など地球環境問題が深刻化しつつあります。自然環境への負荷軽減と資源循環システムの構築は21世紀に残された重要な課題です。本研究会ではこれらの問題解決の鍵となる研究の最前線でご活躍の講師の方々にご講演いただきます。
主 催 高分子学会関西地区若手研究会
共 催 高分子学会 高分子学会関西支部
日 時 7月26日(土) 13 : 00〜27日(日) 12 : 00
会 場 京都府立ゼミナールハウス(京都府北桑田郡京北町大字下中 TEL 0771-54-0216)
交 通 (1)京都駅からJRバス(高雄・京北線)「周山」行に乗車し,周山にて町営バスに乗り継ぎ「ゼミナールハウス」下車。(2)自家用車ご利用の場合 京都市内からゼミナールハウスまで所要時間約1時間20分。
詳細はhttp://kyosemi.or.jp/guidemap/
京都府立ゼミナールハウス案内図をご覧下さい。
プログラム
7月26日(土)
<13 : 15〜17 : 45>
  1. 水中におけるリビング重合-環境調和型精密制御重合系をめざして (名大院工)上垣外正己
  2. ジエンモノマーを用いる次世代環境調和型ラジカル重合 (阪市大院工)松本章一
  3. 生分解性高分子の研究動向 (産総研関西センター)中山敦好
  4. 環境対応ポリマー加工技術 (帝人ファイバー)飯室弘之
  5. エコ・コンポジットの動向 (神戸大工)西野 孝
<18 : 00〜> 懇親会
<21 : 00〜> フリーディスカッション
7月27日(日)
<10 : 00〜12 : 00>
  1. わずかな刺激に応答して自己組織化する高分子の合成:リビングカチオン重合による挑戦 (阪大院理)青島貞人
  2. 再生可能資源を利用したグリーンナノコンポジットの開発 (京大院工)宇山 浩