−ニューヨークメモリアル旅行− 9月11日(木) |
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9月11日はNYにとってはワールドトレードセンターがテロにあって2年目の日である。テレビではどのチャンネルを回しても全く同じ画面で式典の生放映をしていた。今年は子供たちによってテロで犠牲になったすべての人の名前を読み上げるというものだった。かわいそうだったのは最後に自分のお父さんなり身内の名前を読み上げて寂しいとかがんばっているというようなことを言っている姿だった。途中で1機目の突っ込んだ8時43分、2機目の9時3分、1つ目のタワーの倒壊した9時59分、2つ目の10時23分にそれぞれ黙祷がささげられた。夜はポリテクに居たときにグロス研に入ってきた能登さん(現在はポリテクの違う研究室で博士課程の研究をしている)と久しぶりに夕食を一緒した。ドイツからロックフェラー大学の博士課程に来ているというフランクも連れてきていた。場所はチェルシーのポータースというところで“るるぶ”によるとトム・クルーズもよく来るという店のようである。ちょうどレストランに行くところでワールドトレードセンターを偲ぶ2本のライトアップが見えた。レストランはジャズの生演奏をしていていかにもアメリカという感じの店だった。ただ我々は話をしに来ていたので少しうるさかったのだが。(後でチェックを見るとジャズのチャージで1人5ドル計上されていた。)私たちがNYを去ってから2年半の間に起こったことをいろいろ聞いた。この前の停電では大変だったみたいでポリテクの先生で家の遠い先生は大学に泊まっていたそうである。能登さんはブルックリンブリッジを渡って家に帰ったそうであるが、ニューヨーカーはお祭り好きなので途中のバーとかではキャンドルだけでぬるくなったお酒を飲んでいる光景が見られたそうである。このような話は日本のテレビではやってなかったように思う。夜は11時ぐらいまで飲み食いしていて帰って宿泊しているアパートに帰ってきた。 |
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7アベからワールドトレードセンター跡地の方を望む。11日だけ2本のライトアップがされるということです。 |