武威−Zhangye(張夜)で見た万里の長城 | |
武威からさらに西へ200数十キロのところに張夜があります。途中は何もない草地を行くのですが途中の山丹という町の近くでは道路と万里の長城が平行して走っていてバスの中から見ることができます。北京近くのものとは違い全く手入れもされず荒れるにまかされたという状況で所々(というか半分ぐらい)崩れてしまっています。また素材も泥か土のレンガを積み上げたもので雨でも降ると流れてしまうようなものでした。高速道路と交差するところでは万里の長城を削って道を優先して作ったような感じで貴重な文化遺産という考えはあまりないのかという気がしました。(多分どこに行っても数百年や数千年程度の遺跡はあちこちあるからでしょうが) バスの走行途中でパーンという大きな音がして何事かと思っているとタイヤがパンクしたとのことでした。ちょうど数百メートル先にタイヤの修理屋の店があり修理しました。タイヤを見るとほとんど磨り減っていてパンクするのも無理ないと感じました。スペアのタイヤと交換する間約30分ぼーっと修理風景を見ていました。 |
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タイヤの修理をしているところ。 |
遊牧民のお墓らしいです。 |
万里の長城。バスと平行して見えました。 |
高速道路が長城を分断しています。 |
遥か向こうに長城が見えます。 |
失われた長城もたくさんあります。 |
バスの前の道を横切る羊たち。羊が通り過ぎるのを待ちます。(運転手はイライラしてクラクションを連呼していました) |
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