Zhangye(張夜)とチベット民族村
 張夜市は武威と同じぐらいの人口で十数万です。市の中心部の十字路にはお城(というより凱旋門みたいな感じですが)がありました。また中心部はにぎやかで夜の10時以降でも多くの人が歩いていて屋台なども繁盛していました。
 市内には大仏寺があります。中国最大の仏像らしく、建立も1098年でマルコポーロも見たということらしいです。線香を5元で買って供えてきました。
 張夜からバスで2,3時間の所に少数民族のチベットの寺がありました。岩山を彫った寺院で敦煌と似た感じでしょうか?ここは標高がかなり高く昼間でも長袖にさらに羽織るものが必要なぐらいでした。標高にして2000−3000メートルぐらいというところでしょうか?しかしどこに行っても土産物屋はあってチベットの民族衣装を貸してくれるところがあり、中国科学院の女子学生はいろいろな服を着せてもらって写真を撮ってはしゃいでいました。すぐ近くに民族村がありここで昼食をとりました。テントに近づくと民族衣装の女性が歌を歌って酒を勧めてくれて歓迎してくれます。顔立ちは日本人そっくりですが少し浅黒いという感じです。テントに入るとまず民族ダンスを見せてもらいまた歌を歌いながらお酒を1人づつついでまわります。これを3回繰り返します。(これが結構なお酒の量になりますので(度数も高いですので)同行のバスガイドの女性は復讐に踊り手の女性にお酒を飲ませていました。)料理はいたってシンプルです。最初はあげパンとミルクティー(塩が入っていたようであまりおいしくはありませんでした)でパンをお茶につけて食べます。次が羊を塩茹でにしたもので手でちぎって食べます。香辛料には生のにんにくがありかじりながら肉を食べます。肉は茹でているので思ったより脂っこくなかったです。

市の中心部のお城。夜にはネオンが輪郭をかたどりきれいでした。

大仏寺。

大仏寺。一緒だった中国科学院の大学院生。

大仏寺。

チベットのお寺で。

民族衣装を着る中国科学院の学生さん。

中国科学院の学生さんと。

バスガイドさんも民族衣装を着てはしゃいでいました。


岩に彫られたチベットのお寺。この日は改修中ということで中には入れませんでした。

お寺の前のみやげ物や。どこでも見る風景です。私も2元で耳かきを買いました。

チベット民族村での昼食。

チベットの踊り。

1人づつにお酒をついで回ります。これを3回繰り返しました。

羊肉をゆでたもの。私には結構おいしかったです。

出迎えてくれた女性と。日本人の顔に見えます。

馬に乗せてもらって近くを1周しました。谷になったところを行くときは馬がひっくりかえるのではないかと怖かったです。

食後ディスコ音楽を流して北京の学生さんが踊っているのに対応してチベットの人も踊りだしました。踊りがディスコ調なのでチベットでも若い者はディスコを踊っているということでしょう。

バスの中で見ていると収穫した麦を道に敷き詰めて車に引かせて脱穀していました。テレビでは見たことがありましたが実際にしているところを見たのは今回が初めてでした。