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成果&報告

公開シンポジウム

理工学研究科GPシンポジウム
「倫理観と国際性を備えた科学技術者の養成をめざして」を開催

 10月29日(水)、14時より、龍谷大学瀬田学舎において、文部科学省採択の大学院教育改革支援プログラム「東洋の倫理観に根ざした国際的技術者養成」の一環として、理工学研究科GPシンポジウムを開催いたしました。

 若原道昭学長の挨拶の後、「社会的責任感を培うために大学教育が果たす役割」と題して、米国カリフォルニア大学デービス校Larry N. Vanderhoef学長の基調講演がありました。カリフォルニア大学における調査の結果、大学生の社会的責任への関心が高いことが明らかにされました。しかしながら、それに関する充分なカリキュラム上の配慮がなされていない状況であり、米国に限らず世界中の高等教育機関において社会的責任感を培う教育が必要であることを言明されました。さらに、具体的に高等教育機関で成すべき課題を8項目にまとめられました。





パネルディスカッション「社会的責任感や仏教に根ざした倫理観を育むために大学教育が果たす役割」では、カリフォルニア大学デービス校より、Vanderhoef学長の他、Enrique J. Lavernia工学部長、Zuhair Munir工学部教授が加わり、本学からは若原学長、四ツ谷理工学部長をパネリストとして討論を行い、大柳理工学部教授(GP責任者)がモデレートいたしました。

まず、倫理観の希薄化がもたらす現代的課題について取り上げ、このようなことが起こってきた根源的な理由について、意見が交わされました。そして、高等教育機関における社会的責任感や倫理観を培うための教育について、その必要性を両大学の学長から意見を開陳し、学部長経験のある先生方が具体的に理工系の教育にどのように展開すべきかを提案いたしました。最後に、両大学の学長によりグローバル化する高等教育において、米国と日本のそれぞれの立場から、社会的責任感や仏教に根ざした倫理観を育むために大学教育が果たす役割について、まとめられました。





基調講演・パネルディスカッション後の質疑応答では、来場者からの質問も相次ぎ、 シンポジウムは盛会のうちに終了しました。参加者の皆様には、技術の進歩した社会における倫理観の必要性を改めて考えていただけたことと存じます。また、学生の参加者にとっては、普段の学びに対し視野が広がるきっかけとなり、大学関係者においては、倫理観の育成について、人材育成の場である大学が積極的に発信してゆく必要性が認識されました。今回のシンポジウム開催により、カリフォルニア大学デービス校との交流を一層深めることができました。また、今後の活動として、シンポジウムの内容を冊子体にまとめ、公表を予定しております。

学内外から400名を超えるご参加を頂きました。(学生309、大学関係者71、学外者7、広報・マスコミ関係14) 多数のご来場ありがとうございました。

基調講演の動画配信を行っています。(English Only)
翻訳原稿が完成次第、日本語訳を更新いたします。また、パネルディスカッションの動画も配信する予定です。
http://f5fms.media.ryukoku.ac.jp/ondemand/riko-gp/koen.html
GP Symposium "Aiming to foster scientists and engineers with a sense of ethics and an international perspective"

A GP(good practice for graduate school) Symposium funded by Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology was held on October 29 to commemorate the 370th anniversary of the founding of Ryukoku University, and the 20th anniversary of the establishment of Ryukoku University's Faculty of Science and Technology.

Keynote address:"The contribution of university education toward the promotion of social responsibility"
Speakers:Dr.Larry N. Vanderhoef, Chancellor of the University of California, Davis

The video of the keynote address is delivered.


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